創業以来、今も昔も作り方は変わっていません。昔ながらの釜揚製法。

【関連ページ】…美味しさの秘密は「しらすのだし汁」 もぜひご覧ください。
創業八十年、頑固に守り続けた土佐伝統の「技」と「味」

中田遊亀商店は土佐のちりめん処「南国市浜改田」で釜揚げちりめんじゃこ(釜揚げしらす)製造直売店として昭和3年創業以来、製造過程を全て手作業で行ってきました。
今も昔もその方法は変わらず、大きな五右衛門風呂のような釜で一気にしらすを茹で上げます。
現在主流の全自動釜ではなく、手作業で大釜で茹で上げるため少量ずつしか生産できませんが、しらすから出た出汁がお互いに絡み合い、うす塩と相まって何とも懐かしい美味しさを引き出してくれます。
大量生産にはない、人情味溢れる昔ながらの懐かしい美味しさを、私たちは守り続けて行きたいと考えています。
昔ながらの「懐かしの釜揚げちりめんじゃこ」、ぜひ一度ご賞味ください。
![]() |

「土佐のちりめん処」、高知県南国市浜改田はこんな所です
|
高知龍馬空港より黒潮ラインを西へ車で15分、琴平山交差点を南へ入った海岸沿いに「中田遊亀商店」はございます。 「ドロメ直売」の看板が目印です。 右の地図よりも実際はもっと海岸寄りとなります。 浜改田は古くより、しらす・ちりめんじゃこの漁場として栄え、釜揚げしらす専門の老舗が軒を連ねる由緒有る地域です。 浜改田で作られる各種しらす・ちりめんじゃこは新鮮で美味とされ、品質も良く地元でも大変人気があります。 |
大きな地図で見る |
釜揚げちりめんじゃこ(釜揚げしらす)は南国土佐 高知の名物です!

広大な太平洋に面した高知県は、全国でも有数の釜揚げちりめんじゃこ(釜揚げしらす)の名産地です。
その理由は、日本近海でのイワシ類の主な産卵場となっている土佐湾にあります。
赤岡、浜改田、十市など海に面した地域では、親子代々ちりめんじゃこ作りが受け継がれてきました。
イワシの稚魚は高知では「ドロメ(生しらす)」と呼ばれ、古くから地元では伝統食として宴会の場や食卓に上ることも多く、三杯酢につけて食べたり、お吸い物にしたりと、様々な用途で土佐の食材として活躍してきました。現在では高知の名物として旅館・ホテルの料理にも登場するようになりました。
中田遊亀商店はちりめんじゃこ屋の老舗として、南国市浜改田で代々ちりめんじゃこを作り続けています。
釜揚げちりめんじゃこ(釜揚げしらす)ができるまで…
当店名物「釜揚げちりめんじゃこ」の美味しさの秘訣は大きく分けて四点あります。
その一、「加工場は海のすぐ近く!しらすの鮮度を守ります!」その二、「視覚・味覚・触覚をフルに活かす!最高のしらす(ドロメ)を仕入れます!」
その三、「創業以来のこだわり“手作り”だからこそ妥協を許しません!ダシの効いた昔ながらの釜揚製法!」
その四、「栄養豊富で体に良いモノを!旨味を引き出す無添加うす塩、天日干し!」
これらの当店コダワリの秘訣、製造手順をじっくりご紹介します。

■加工場のすぐ前の漁船着場まで、水揚げされた鰯稚魚(ドロメ)を取りに行きます。
早朝から一日に数回水揚げされることがあるので、その都度向かいます。
船の着く合図はサイレン。新鮮なしらすが到着すると「ウゥ〜ウゥ〜!」と浜辺に響き渡ります。
ちりめんじゃこを美味しく作るには、水揚げ後、時間との勝負になります。
加工場から海までは、ほんの10数メートルで、波の音が聞こえるほどの近さ。
それだけ近くても、少しでも早く釜茹でする為に四駆トラックで向かいます。
この『海からの近さ』が美味しさの秘密で、鮮度が勝負の釜揚げちりめん(釜揚げしらす)には最高の条件なのです。
■水揚げされたばかりの鰯稚魚は透き通るような透明で、高知ではこの生の状態をドロメと言い、三杯酢をつけてよく食べられます。ドロメは獲れたてでしか味わうことができないため、地元のお客様や、漁師の方しかあまり食べることはありません。
※ドロメは加工場直売または高知市周辺地域への配達のみとなります。詳しくはこちらをご覧ください。
船から鰯稚魚(ドロメ)が降ろされると、すぐさま競り(入札)が始まります。鰯の大きさの統一感、色味、手触り、食感など、様々な要素で判断します。良くないと判断した場合は、入札を見送ります。
自動釜ではなく、手作業で釜で茹で上げるため、大きすぎても小さすぎてもいけません。
この微妙な判断が非常に難しいのです。

■砂を綺麗に落としたしらすを、新鮮なうちにすぐ釜揚にします。
直径1mほどの大きな五右衛門風呂のような釜で、丁寧に手作業で茹で上げていきます。
もちろん無添加、うす塩。使用するのは讃岐の天然塩のみです。
アクを取り除く作業も手作りならでは。丁寧にアクを取りながら茹で上げます。
美味しく仕上げる為には細かい所まで気を抜けません。
この「手作業で丁寧にアクを取りながら大釜で茹で上げる」ところにも、当店釜揚げの美味しさの秘密があります。沢山のしらすを大釜で丁寧に茹で上げるため、たっぷりのしらす出汁がお互いに染み込み、より旨味が増します。

■この時できた茹で汁は、しらすの出汁がたっぷりでており、煮物やお吸い物に使うととても美味しいです。
「しらすのだし汁」として日曜市の隅に並ぶことがありますが、あっという間に売り切れてしまいます。
(※無添加で傷みやすい為「しらすのだし汁」のインターネット通販は行っておりません。)
昔は一般的に見られた「しらすのだし汁」も、機械化が進み、手作りのちりめん屋が少なくなってしまったことで、現在では地元でも大変貴重なものとなってしまいました。
昔懐かしいしらすの旨味たっぷりの「しらすのだし汁」。このだし汁の旨味がしらすに染み込むことで、当店名物釜揚げちりめん(釜揚げしらす)のあの深〜い味わいが生まれます。

■しらすが均等に綺麗に茹で上がったら順次網ですくって専用ざるに移し、水気を切ります。
水気が切れたらホカホカのまま、すぐに干し場へ移動します。
創業以来、現在も乾燥機類は一切使用しません。無理に急速に乾かすことはせず、お日様と潮風にまかせて旨味をじっくり閉じ込められるようにします。
この段階の釜揚げちりめん(釜揚げしらす)がまた美味しいんです。
湯気が立ち上り、アツアツふわふわで、ご飯が何杯でも食べられちゃいます。
でもここからもう一段階、次の工程でより美味しく成長します。

■天日で丁寧に均等に干していきます。干す時間は天気や風の状態により変わります。
平均30分から1時間ほどです。(上干ちりめんの場合は、1〜3時間ほど天日干しします。)
しらす全体を丁寧にほぐしながら、こまめに全体が干せるようにします。
この作業はかなり重要で、素人がやるとダマになってしまいます。しらすのひとつひとつがほぐれるように、丁寧に干します。職人技だからこその、あのパラパラ・ふわふわ感が生まれます。
お日様に当てることでさらにグッと旨みが増し、より美味しくなります。

■こうした工程を経て、中田遊亀商店名物「うす塩釜揚げちりめんじゃこ」は出来上がります。
水揚げされたばかりの新鮮なしらすを、大釜を使って手作業で丁寧にアクを取りながら茹であげることで、ちりめんじゃこの出汁がたっぷりと出て互いに絡み合い、うす塩に仕上げてもしっかりとしたあの深い旨みが生まれます。
一度お召し上がりいただければ、きっとご納得いただける美味しさです。
私たちの手間ひまかけた自慢の逸品、ぜひお試しください。
美味しさの秘密は「しらすのだし汁」! 〜煮物などに最高!土佐の街路市でお買い求めいただけます〜

当店釜揚げしらすの美味しさの秘密として紹介している「しらすのダシ汁」。
これは釜揚げしらすを作る過程で出来る茹で汁のことですが、ただの茹で汁ではありません。
大釜を使って沢山のしらすを手作業で丁寧に茹で上げていくと、釜の中は薄黄色になっていきます。
これが、しらすの旨味がじっくりたっぷり染み込んだ「だし汁」です。
このだし汁の旨味がしらすに染み込むんですから、美味しくないはずがありません。
「しらすのだし汁」はお煮物やお吸い物に大人気、「土佐の街路市」でのみ販売しています。
ちなみに無添加のため傷みやすいので、すぐに製氷皿などに入れて凍らせるか、濃口醤油と一緒に一度煮立たせ、冷蔵保存します。
【関連情報】
・ドロメ(生しらす)の販売について
・しらすダシ汁の販売について
・「しらす」と「ちりめんじゃこ」ってどう違うの?
・「ちか」「かちり」「かえり」ってどう違うの?
・ちりめんじゃこは100gでどのくらい?
・ちりめんじゃこの大きさや干し具合はどれくらい?
・ちりめんじゃこや干物の保存期間はどのくらい?
・お好みの項目を選ぶだけで簡単ちりめんじゃこ探し!


